#2 私的LUNA SEA-STYLE-1
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1af5fc80a80074ee1689d219f27ff660571e0c6
全曲再録でリリース、とても楽しみです。
REBOOTの時の「LUNA SEA」再録は
最高でした。
個人的にはインディーズ版の勢いと荒々しさの方が好みだったりします。
初めて聴いた頃はもう解散していたLUNA SEA。
バンドに目覚めていた時期に聴いた時はなんてかっこいいんだ、と衝撃だった。
バラバラなのがLUNA SEAのSTYLEっていうのをタイトルに掲げたSTYLEは名盤だと思います。
というか私の好きなバンドって大体方向性がバラバラです。
ジャンルとして見ると曲に制限がない事自体が所謂ビジュアル系の強みだと思います。
色々なジャンルを聴く方ですがなんだかんだで90年代ビジュアル系(から現役で続いてるアーティスト含む)を良く聴くのはダークで陰鬱さがあり、爽やかな救いも切なさもあり多彩な色が多く、良い子ちゃんじゃないギラついてるバンドに惹かれるからだと思う。
というわけで、
全曲かけるかは気分のままに
思うままにつらつらと。
1.WITH LOVE
初めて聴くのに懐かしいオールディーズな音色ノイズに溢れたサイケデリックな空気。
後にも先にも
この絶妙なバランスの曲は産まれないと思う。
始まりの曲ではあるけれど終わりの光景とも思わせてくれる、両方の捉え方を見せてくれる曲。
個人的にはなんだか風邪を引いた時に聴きたくなるというか聴こえてくる曲。
2.G.
ド頭から無条件にアガらせてくるリフ、うねるようなベース、抑えつけてから爆発させるドラムにヴォーカル。(ギターもベースも弾いていて楽しい)
生で聴いたことはまだないけれどライブ映像みるだけで頭を振りたくなる。
「Ah… 突き刺さる この胸に
Ah… キミとなら 汚れなき愛を誓えそうさ」
メロディと歌詞で全てがどうでもよく溺れてしまう陶酔感という感情を湧かせてくれる。
G.の名の下、言い訳などいらない聖なる12/24。
3.HURT
ここからの3曲は
個人的LUNA SEAランキング上位。
今のところ一番LUNA SEAで好きな曲。
2017ルナクリで演奏されたときは
イントロのシーケンスで鳥肌がたった。
聴けたことが嬉しかった。
なんで好きかって言う理由が見つからないけど
この曲の世界観、空気、フレーズ、リズム、歌詞全てが初めて聴いた時から強烈に惹かれる。
とは言いつつも、言葉選ばずに言えば
誰しもこんな感情一度はなった事、思った事ありそうなもんですし、次のRa-Se-Nに続く所謂厨二病というか退廃的な破壊とヒステリックな切なさが大好きなだけなんだけど。
全てを壊しても手放し自ら痛みを選んだような歌詞もやっぱり好き。
4.Ra-Se-N
個人的LUNA SEAランキングこれも上位。
何気に再録で一番楽しみ。
ありきたりだけど最後の曲展開と歌詞大好き。
ダークな心象風景。
J,真矢の筋の太い核のようなリズムの上で
SUGIZOのギターソロの苦悶。
RYUICHIのガラスのような砕けて壊れそうな巡る声。
ライブ版が素晴らしい。
LUNA SEAの歌詞は正直どんな意味なのか、解釈が正しいのかわからない不思議な歌詞。
メインはRYUICHI、肉付けは原曲者も参加みたいな形だそうだからパターン的なのもない。
わかるようでわからないんだけど心に刺さって惹きつけられる。
描かれた背景を想像してみよ、なんていう絵画をみるような気持ち。
昔からよくマイペースと言われる
少し前に別れてから毎日が退屈で
作り笑いばかりで心から笑う事が今は少ない。
嘘をついて周りに合わせるのは疲れる
それだけじゃいけないから時々歩調は合わせたまま
ただ自分らしく生きたい
それでもやっぱり孤独感の寂しさに近いけど寂しさじゃない虚しさじゃない誰かの温もりが欲しい時もあって人に触れてたまには自分じゃないかもしれない殻を破ってみたいと思う。
鉛みたいな「自分らしさ」っていうのが
ドロッと重く邪魔な時もあって。
ぐるぐる続く螺旋のような思考。
解釈が合うかはさておき
こんな今自分が思ってるような事を表現として言葉にしているのが純粋に凄いなと思う。
こんな風に表現ができる人になりたかったな。
「Ah もっと傷ついても
もっと強く傷ついても
廃墟に舞う蝶のように ありのままに羽ばたけるなら
Ah もっと傷ついても もっと深く傷ついても 瓦礫に咲く花のように ありのままに果てる日まで
誰も知らないガラスの塔 自由と孤独 螺旋のように」
次は違う事をかくかもしれないから
続きはまたいつか。